電子ブック宮沢賢治/中島敦 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集16)無料ダウンロード
宮沢賢治/中島敦 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集16)
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によって 宮沢賢治
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ファイル名 : 宮沢賢治-中島敦-池澤夏樹-個人編集-日本文学全集16.pdf
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内容紹介 世界文学を自分の内部に抱え込んだ二人の創作者。詩において、童話において、小説とエッセーにおいて、奔放にあふれるエネルギー。(池澤夏樹) 【目次】 宮沢賢治 春と修羅 疾中 星めぐりの歌 〔われらひとしく丘に立ち〕 スタンレー探検隊に対する二人のコンゴー土人の演説 農学校歌 〔生徒諸君に寄せる〕 * 水仙月の四日 ひかりの素足 北守将軍と三人の医者 気のいい火山弾 狼森と笊森、盗森 雪渡り 土神ときつね 雁の童子 泉ある家 十六日 ポラーノの広場 * 〔石川善助追悼文〕 中島敦 環礁──ミクロネシヤ巡島記抄── 悟浄出世 悟浄歎異──沙門悟浄の手記── 弟子 李陵・司馬遷 章魚木の下で 巡査の居る風景──一九二三年の一つのスケッチ── 解説 池澤夏樹 付録1「言葉の流星群」 付録2「ポラーノの広場に集う者」 年譜 内容(「BOOK」データベースより) 自然と人間の欲望の対立を苛烈に綴った詩「春と修羅」、病床で自らの死と対峙した連作詩「疾中」、「野はらのまんなかの祭のあるところ」をめぐる幻想的童話「ポラーノの広場」、吹雪で家路を見失った幼い兄弟を描く「ひかりの素足」など、宮沢賢治の詩や童話19篇。南洋の自然と風俗の濃密な匂いが立ちのぼる「環礁」、中国故事をもとに三人の男の異なる生きざまを描いた「李陵・司馬遷」、孔子とその門下の子路の交流を描く「弟子」のほか、「悟浄出世」「悟浄歎異」など、中島敦の7篇。夭折した二人の天才作家の精髄を集成。 商品の説明をすべて表示する
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いったいどういう理由で「夭折」以外に共通項のない水と油のような2人をワンパックにするのか不可解なセレクションだが、読んでいるうちにそんな文句も消える。宮沢賢治では「春と修羅」「星めぐりの歌(楽譜付き)」などの詩篇に続き「水仙月の4日」「狼森と笊森、盗森」「土神ときつね」などの童話が並んでいるが、やはり最後の「ポラーノの広場」の感銘が深い。こういう中編をどのようにして終わらせるかについては私もいろいろ苦労してきたが、いちばん穏当なのは七五調の歌で終わらせることである。「まさしきねがいにいさかうとも銀河のかなたにともにわらいなべてのなやみをたきぎとのしつつはえある世界をともにつくらん」という大団円を読んだ私は、三〇年前に書いた中編童話になんとか終止符を打てるような気がして、なんだか希望が湧いてきたのであった。後半の中島敦の巻では有名な「李陵・司馬遷」「弟子」の格調高い漢文脈に圧倒される。これが三三歳で夭折した作家の若書きにして最晩年の作品とは!どうしてわが偏愛の遺作「光と風と夢」が収められなったのかとても残念だが、そのかわりに日帝が南洋を統治していた頃の現地人を「土人」呼ばわりしてしまう無意識の偏見に満ちた滞在記が興味深い。彼ほどのインテリにしてこの差別、というより、当時のインテリゆえの差別意識なのだろうか。しかし彼が己を朝鮮人の警官に擬した「巡査の居る風景」は民族問題に対する鋭い社会意識が内含されているようだ。中島敦は一九四二年に喘息のために夭折したが、生き残っていれば必ず日本文学の正統派の旗手となっただろう。頭では新しさを受け入れているのだが肝心の身体の方が拒んでいる蝶人
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